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金管バンドの編成と各楽器の役割(カッコ内の数字は標準人数) |
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Eb-Cornet (1)
金管バンドで最高音域を受け持ち、ソロのメロディーを吹くほか、吹奏楽のフルートやピッコロの役目をします。
金管バンドの音色に彩りを添え、バンド全体の響きを引き締めます。 |
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Bb-Cornet (Solo:4, Repiano:1, 2nd:2, 3rd:2)
Solo パートはオーケストラの第一ヴァイオリンの役目をします。
Repiano は Solo と二重奏を組んだりします。 2nd, 3rd は伴奏形や内声部でのハーモニーを形成することが多いようです。
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Flugel Horn (1)
コルネットと同じ音域を受け持ちますが、円錐形の広がりがより大きく、表情に富んだ柔らかく甘美な音色を持っています。ソロ楽器として使われる他、Tenor
Hornと一緒にメロディーを演奏します。 |
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Tenor Horn (Solo:1, 2nd:1, 3rd:1)
日本では、アルト・ホーンとも呼ばれますが、英国ではテナー・ホーンと言います。 Eb コルネットのオクターブ低い音域を担当します。
中音域でメロディーを奏し、オーケストラのヴィオラに相当します。 |
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Baritone (1st:1, 2nd:1)
音域はユーフォニアムと同じですが、管がやや細いため明るい 響きとなり、中音域を充実させるためには欠かせない楽器です。 |
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Euphonium (Solo:1, 1st:1)
円錐形の広がりがバリトンより大きいために、幅のある深い 豊かな響きになります。英国において考案、改良された楽器で、高貴な音と豊かな音量を持っています。
オーケストラのチェロの役割を担っています。 |
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Trombone (1st:1, 2nd:1, Bass:1)
金管バンドの中で唯一円筒管系の楽器です。 英国では、少し細目のトロンボーンを使用し、合奏ではサウンドに色彩感を加える役目をします。オーケストラのトランペットのように、
信号音的なパッセージを奏することもあります。 |
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Eb-Bass (2)
Ebバスは、Bbバスとオクターブや5度音程を組んだり、 ユーフォニアムとBbバスの橋渡しをして、バンド全体の低音の響きを充実させます。
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Bb-Bass (2)
Bbバスは合奏の土台を作り、オーケストラのコントラバスの役割をして、全体の響きを支えます。 |
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Percussion (2)
英国の金管バンドでは、奏者が2名くらいであるため、1人がティンパニや鍵盤楽器、もう1人がセット・ドラムを使用することが多いようです。
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金管バンドの楽器配置(TBCの場合) |
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これらの楽器の使用と編成により、演奏においてバンド全体が一つの楽器群を形成し、金管楽器特有の輝きのある音色とともに、それぞれの楽器の特色をつかんだ編曲
により、いっそうその魅力を発揮しています。 |
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